TIMA News
車座しまなみトーク!秋の会
August 02, 2015
大三島に生まれて4年目を迎えた今治市伊東豊雄建築ミュージアム。今年はその活動を展覧会から少し広げ、大三島の魅力、自然と農業の恵み、未開拓の可能性について、島に暮らす人、島を訪れる人がともに語りあい、ともに考える場を作りたいと考えます。題して「車座しまなみトーク!」。話す人、聞く人がみな車座になり、大三島の魅力を未来に繋げていくためのトークイベントを3度にわたって企画しました。夏の会(7月)をスタートに、秋の会(9月)、冬の会(12月)を開催いたします。どの会も職業や年齢にかかわらず、各人各様の視点から大三島を語り合おうというものです。トークイベントで語られた大三島の魅力や新しい可能性は、ミュージアムのウェブサイトや印刷物などを通して広く発信していきます。
「車座しまなみトーク!」は文化庁・地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業です。この事業は、美術館や歴史博物館が地域の核として文化の発信を牽引し、文化芸術立国の実現に役立つことを目指す取り組みとして採択されたものです。大三島では、中核館となる今治市伊東豊雄建築ミュージアムをはじめ、今治市やNPOこれからの建築を考える 伊東建築塾などが構成団体となり、「大三島を日本でいちばん住みたい島にするプロジェクト実行委員会」が新たに発足しました。2015年度は大三島の魅力について、島に住む人や島を訪れる人、皆で一緒に考え、広く発信していくことを目指します。
Part4 車座しまなみトーク!
「大三島の魅力を語ろう(国際編)」
2015年9月3日(木)14:30〜16:30(14:00開場)
この秋、ハーバード大学デザイン大学院から12名の学生が大三島を訪れ、伊東豊雄による建築スタジオが開かれます。初めて島に足を踏み入れる彼らの目に、島の風景や人びとの営みはどのように映るのでしょうか? 「車座しまなみトーク!」秋の会はハーバード大学の大学院生と島内外の人びととの交流の場をつくります。ハーバード大学の大学院生からは、島を訪れたときに印象に残った風景やエピソードを、写真を交えて発表します。その後、島民の方々から、島の歴史や風土、伝統行事や産業について、詳しく教えていただき、お互いの理解を深め合います。日本語・英語の通訳が入りますので、どなたでもお気軽にご参加ください。国境を越えて、島の魅力について一緒に語り合いましょう!
車座しまなみトーク!秋の会チラシ